ドイツの首都ベルリンとポーランドの首都ワルシャワを結ぶ特急が3往復設定されている。客車はポーランド国鉄の所有で、白地に青のストライプ。ストライプの中に「BERLIN WARSZAWA EXPRESS」が表示されている。
ベルリンの始発(終着)駅はツォー(動物園)駅だったが、2006年5月の中央駅開業にともない、中央駅(地上)になった。ワルシャワの始発駅はワルシャワ中央駅がスルー(通過)方式の駅のため、ワルシャワ東駅だ。
ドイツとポーランドは電化方式が異なる(ドイツは交流15,000ボルト、ポーランドは直流3,000ボルト)。電化方式が変わるのはドイツの国境駅のフランクフルト・オーダー駅から少しポーランド寄りのオーデル川の左岸。ポーランドの実質的な国境駅はジェピン(Rzepin)駅。ドイツ側の機関車はジェピン駅まで行く。
■2006年6月26日
EC 44列車
ワルシャワ東駅(11:13)→ベルリン中央駅(17:16)
※実際はポズナン中央駅(14:22発)から乗車。
ポズナン中央駅の外観。
BWEに乗る前に、ウォルシュティン駅まで動態保存の蒸気機関車が牽引する列車で一往復した。ポズナン駅で出発を待つOl49型。
ウォルシュティン駅に到着後、機関区で休む。
機関区のターンテーブル(転車台)で方向転換する同じタイプのOl49型。この機関車が折り返し列車を牽引する。
ウォルシュティン駅で出発を待つ降り返し列車。
折り返し列車のサボ。
ポズナン中央駅に特急列車が到着。機関車の後ろの客車は白地に青のストライプ。跨線橋からプラットホームに自由に入ることができる。
ポツナン中央駅は色々な線が集まる要所で駅構内はとても広い。
列車の行き先表示板。
実質的なポーランドの国境駅のジェピン駅に到着。
ポーランドの電気機関車はここまで。列車から離れる機関車。
代わってベルリンまで牽引する(チェコの)2電源対応の電気機関車が来ると思ったら、ドイツ鉄道のディーゼル機関車が近づいてきた。
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