同じ旧ユーゴスラビアだが、スロベニア鉄道(S〓)は直流3,000ボルト、クロアチア鉄道(H〓)は交流25,000ボルト(直流3,000ボルトもある)と電化方式が違う。国境で両国の機関車の交換はどのようにしているのだろうか。
■2007年6月4日
IC 111・211列車
ミュンヘン中央駅(7:26)→ベオグラード駅(22:50)
※実際はリュブリャナ駅(14:08発)からザグレブ中央駅(16:32着)まで乗車。
リュブリャナ駅の駅舎。スロベニア語で「鉄道駅」と書いてある。リュブリャナは小さいが落ち着いた、いい町(首都)だ。
丘の上のリュブリャナ城から見たリュブリャナの市街。
プラットホームから見たリュブリャナ駅の駅舎。停車しているのは両方ともディーゼル動車(DMU)の713・715型。塗装が違うので別の形式のように見える。
スロベニア鉄道(S〓)の342型の電気機関車。これは旧塗装。4両の客車はチェコ鉄道で、リュブリャナ駅が始発のプラハ中央駅行きのくEC100列車だ。
これは362型。現在では引退して見ることができないようだ。
新塗装の363型。フランスでよく見かける機関車と同じ(フランス・アルストム製)。
最新の541型。オーストリアなど東ヨーロッパでよく見かける機関車。複数電圧に対応していて、オーストリアなどの隣国に乗り入れることができる。
オーストリア鉄道の複数電圧対応の1216型もスロベニア鉄道に乗り入れる。この貨物列車は両国の機関車の重連。
6番線の列車表示装置。
列車が到着した。最新の541型だった。
列車は定刻にリュブリャナ駅を出発した。最後部から撮影。右に見えるのはローカル用の電車(EMU)。
この列車はドイツ・ミュンヘン中央駅からオーストリア・ビラッハ中央駅まではIC111で、オーストリア・ビラッハ中央駅からベオグラード駅まではIC211(愛称はサバ)となる。
前日にリュブリャナ駅まで乗車した310型とすれ違う。働き者だ。
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